事業再生
企業は、創業期⇒成長期⇒成熟期⇒衰退期に分けられ、衰退期に入った企業がなにもしなければ、やがて倒産する運命にあります。
企業が衰退期に入っているにも関わらず外部環境に対して解決策を講じてこなかったり、もしくはその効果がなかった場合には資金不足が生じ、 その結果債務超過に陥り、毎月の入金より出金が多くなるという『負のスパイラル』にはまり込んでいきます。
事業再生とは、このように業績が悪化した企業や事業に(業績不振や債務超過等の理由により)
- ①不採算部門からの撤退
- ②増資
- ③採算部門の分割
- ④新会社設立後の事業譲渡 など
を行うことにより経営の健全化をはかり、企業や事業を継続できるようにすることを言います。
事業再生は「早期着手、迅速再生」が必要です。事業を再生するための、財務の再構築と、事業の再構築をサポートします。
サポート内容
財務の再構築
生企業の資金獲得能力に見合うまで有利な負債の圧縮を図り、財務内容を健全にしていきます。
- ・会社が保有している動いていない資産(遊休資産)の売却
- ・不採算事業からの撤退・清算
- ・金融機関への借入金返済の猶予、交渉
- ・金融機関への一部債務免除の猶予、交渉
- ・金融機関への債務免除に伴い、新たな税金が課税されないような税金対策
などの財務内容の見直し再構築をお手伝いいたします。
事業再生と再構築
本業の利益アップのため、事業の改善サポートを行います。
- ・会社の収益構造の見直し
- ・業務の効率化による、利益の拡大
- ・本業の改善のための経営サポート
- ・経営改善計画書の作成
などの事業の改善を行い中期ビジョンを持って事業の再生をサポートいたします。
事業再生とは、このように業績が悪化した企業や事業に(業績不振や債務超過等の理由により)
- ①不採算部門からの撤退
- ②増資
- ③採算部門の分割
- ④新会社設立後の事業譲渡 など
を行うことにより経営の健全化をはかり、企業や事業を継続できるようにすることを言います。
事業再生は「早期着手、迅速再生」が必要です。事業を再生するための、財務の再構築と、事業の再構築をサポートします。
企業再生支援の手順例
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- STEP01
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資金繰りの調査及び当面の対策
過去半年程度の資金繰りの実績と、今後半年程度の資金繰りの見通しを確認いたします。
資金のショートが見込まれる時期を把握し、残された期間に応じた対策を検討していきます。
経営改善はそれなりの期間を要するため、その間に資金がショートしないよう、まずは資金繰りの安定化を図ります。
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- STEP02
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現状分析
各種資料やデータの分析、各職場における業務内容の調査、主要な社員へのヒアリング等を行い会社の抱える問題点や、その原因を突き止めていく事で、経営再建に向けての課題を明らかにします。
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- STEP03
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経営改善計画の策定
経営課題を実現するための経営改善計画を立てます。この計画は、単なる数値計画だけでなく、それを達成するための具体的な取り組みや、必要に応じた金融機関等への要望事項なども明確にしていきます。
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- STEP04
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債権者(金融機関等)との協議・調整・交渉
借入金の返済猶予や債務免除といった金融機関等による支援が再建に不可欠な場合、経営改善計画に基づき金融機関等への支援要請を行います。
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- STEP05
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計画実行支援、モニタリング
経営改善計画を成功させるための実行支援と、改善成果を検証するモニタリングを実施します。
また、新たな問題点の発覚や、経営環境の変化などがあった場合には、直ちに計画の見直しを図ります。